アラサー建築学生をはじめました

2022年4月から通信制大学で建築を学びはじめました。

職業訓練の落とし穴

みなさん、職業訓練には2種類あることをご存知でしょうか?

(私は全くしらなかった!) 

 

職業訓練には、以下の2種類ある。

・公共職業訓練

・求職者支援訓練

 

ざっくり説明すると、

公共職業訓練は主に失業手当の受給資格がある人を対象にしていて、求職者支援訓練は主に失業手当の受給資格が無い人を対象にしている。

 

私は失業手当の受給資格があるので、公共職業訓練を受講する方がメリットがある。

 

具体的なメリットは、

失業手当の受給期間が、公共職業訓練を受けている間は延長される

・交通費が支給される

・失業手当とは別に受講手当がもらえる(日額500円)

・ハローワークの認定日が免除される

 

求職者支援訓練のメリットにもメリットはあるが、無料で受講できるくらい?

(それでも十分有り難いシステム)

あと、一定の要件を満たす場合は職業訓練受講給付金を受給できるらしい。

でも、本人収入が月8万円以下、世帯全体の収入が月25万円以下、世帯全体の金融資産が300万円以下、現住居以外に土地・建物を所有していないことが要件なので、私は当てはまらない。

 

今回、私は求職者支援訓練のコースに申し込んだ。

あれ、失業手当の受給資格がある人は公共職業訓練なのでは?と思ったあなた。

するどい!笑

 

なぜ求職者支援訓練に申し込んだのか?

前提をお伝えすると、失業手当の受給資格があっても、求職者支援訓練に申し込むことは可能なのです。

ただし、受給資格が無い人と比べて優先度が下がってしまうため、やや不利になる。

 

では、なぜ公共職業訓練を選ばなかったのか?

理由は至ってシンプル。

受講したいコースが公共職業訓練に無かったから!

 

公共職業訓練にコースがあれば、迷わずそっちにしたいというのが本音。

だって、公共職業訓練と比べて求職者支援訓練を受講する方がデメリットが多い。

 

例えば、

・訓練を受講中でも失業手当の延長が無い

・交通費が支給されない

・受講手当がもらえない

・ハローワークの認定日が免除されない

・要件を満たさないため、職業訓練受講給付金を受給できない

 

お気づきだろうか?

 

そうなんです!

本来メリットになるはずなのが、すべてデメリットになる😭

 

それでも、求職者支援訓練を選んだのは、そのコースがどうしても学びたいと思ったから。

専門学校に通うのと比較したら、デメリットなんて大した事ない。

(専門学校だと2年縛られる上に、学費が合計300万〜400かかる😱)

 

ただ、お金の事についてオットとよく話し合った。

訓練に受講することになった場合、失業手当が終われば、職業訓練受講給付金は受給できないので私の収入は無くなる。

私は正社員時代に生活防衛資金を貯めていたのと、有り難いことに夫の収入があるので最低限の生活ができることもあり、求職者支援訓練に申込む決心ができた。

 

受講するには合格する必要がある

何かしら人を選定するのに試験があるとは思っていたけど、

申込書と言うなの願書を書き、コースによっては筆記試験+面接、もしくは面接を受けなれけばいけない。

 

職業訓練をあまり知らない人がよく勘違いしがちだけど、

申し込んだら誰でも受講できるわけではない!

 

学校側も毎日学校に通えるのか?本気で就職する気があるのか?を厳しく見極める。

無料(テキスト代は自費)で受講できるという事は、当たり前だけど、税金が使われてるいる。

なので、やる気が無い人や志望理由が曖昧な人は、不合格になる可能性も十分にある。

 

人気があるコース(WEB制作、不動産系、プログラミン系)はやっぱり倍率が高い。

しかも、コロナの影響でWEB制作コースの希望者がかなり増えたとか。

ちなみに、私が申込んだのはCAD系。

正式なコース名はまだ伏せておきたい。笑

 

職業訓練に申し込もうか悩んでいる人のお役に少しでもなれたら幸いです。

今はいろんな人がブログやYoutubeまとめてくれてるので、ハローワークで相談しつつ並行して自分で調べる事をおすすめします。